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2014年9月の1件の記事

2014年9月13日 (土)

1/48 98式AV イングラム 小技集(簡単ちょっとだけ改造)

実写版パトレイバーの公開も進み、バンダイから実写版のイングラムのプラモデル「1/48 98式AV イングラム」が発売されました。

むかーしから、AV98が大好きな私は、実写はほとんど見ていないのですが、今回のプラモデルは購入しました。
良く出来たキットです。
ガンプラに限らずバンダイプラモは精度等はとても高い水準にあるのですが、各アイテムの総合的な出来の良さは、けっこうばらつきがあります。
バンダイの昔の1/60と1/35のイングラムのプラモデルは、私は好きではありません。
(特に1/35のMGのイングラムは自分の理想とする形からあまりにもかけ離れていたために、修正や改造を断念したくらいです。1/60はキットのパーツを切り貼りするとけっこう良い感じになったのですが、1/35はとてもじゃないけれどそれさえ無理で、キットを元にするよりもフルスクラッチしたほうが断然早いし自分の理想の形になるけれど、1/35はでっかいんで面倒だし、そんな手間をかけるほどの余裕も熱意も無いので、作れないし作らないです。正直、1/35のMGのイングラムは私の個人的な感想ですが出来が悪すぎます)

 

今回このページでは、某模型裏で、私がレスした、ちょっとした改造をまとめてみました。
画像クリックで拡大します。

「あたまはやっぱりむかしのほうが好みだなー」
ということで、頭をアニメや漫画の頭にしてみます。
むかしのバンダイの1/60のパトレイバーのキットのイングラムの頭部と、今回の1/48の頭部を並べてみました。
Pict01
じつはほとんど同じ大きさ。
1/60が元々オーバースケール気味だったのと、1/48では小顔になったので。
そこで、1/48に旧1/60のあたまを乗っけてみました。
Pict02
ディテールがちょっと寂しい以外は、ほぼ違和感なし?
旧1/60の頭の中のポリキャップをガンプラのものに交換しただけで無改造です。
お手軽に済ませたい人は、もうこれでいいのではないのでしょうか。
軸を奥まで差し込まず、少し浅めに差すのが効果的。軸を伸ばしてもいいかも。

これのあとで今回の1/48で同型のポリキャップが余っていたのを思い出して、旧1/60キットの頭に入れてみたのですが、スカスカでした。
同じような形に見えても、採用したポリキャップの金型によって、若干の差異がありました。
Pict03
今回、旧キットの頭部に入れたのは、両側面の軸経が2.85~2.9mm、内径2.9mmのです。
横幅が旧キットのポリキャップとは違いますが、旧キットの頭部のポリキャップの受け側の横幅が5.2mmなので、加工しなくても入ります。

 

「頭が上を向かないなー」というレスを見たので
頭が上を向くように小改造。
1/48の頭の中をデザインナイフ(アートナイフ)でてきとーに削って、余ってたポリキャップ9番が入って且つ動くようにしただけです。
実質作業時間10分くらい。
Pict04
首の後ろが軸と干渉するので、ぎりぎりまで削るのがポイント。
Pict05
頭が上を向くようになって、さらに軸が増えたので表情も付けやすくなりました。
Pict06

 

「腕をちょっといじってみよう」
私は初回生産分を購入したのですが、腕と肩の軸(C2(37)の軸とC2(35)の軸受け)がすっぽ抜けやすかったので、C2(37)の軸にうすーく瞬間接着剤を塗ってちょーっと太らせました。
(私は瞬間接着剤にゼリー状タイプをよく使ってます。つまようじの先にちょっとだけ出して塗るのが便利です)
Arm01
次に腕ですが、せっかくポリキャップの軸接続なのに、ヒジ関節が引っかかって回らないので、B1(28)(29)の内側の干渉する部分を削って、ヒジ関節が腕の中で回転出来るようにしました。
Arm02

Arm03

ヒジ関節ですが、C2(33)の下の画像の赤く囲った部分を削って切り欠くと、ヒジの可動範囲が広がります。
Arm04

これで組み立てると、腕の表情が一気に増えます。
Arm05

Arm06

 

「おなかのパネルが干渉しなかったら前屈出来るかな?」
という疑問が湧いたので、早速加工。
まず、そのおなかのパネルを切り取りました。
Pict07
刃先が折れてもう切れ味の悪くなったデザインナイフで、境目と裏側にちまちまと切れ目を何度も入れて、深く切れ目が入ったところで最後は力任せにパキっと。
せっかくなので、このおなかパネルが上半身に干渉しないように前に倒れるように、可動するようにしてみました。
Pict08
0.5mmの真鍮線と、腰パーツに掘った溝で、疑似可動化。行き当たりばったり工作。
Pict09
このように、パネルが前に開いて逃げが出来るので、上半身が前に倒せるようになりました。
Pict10
少しですけれど前屈出来ました。
Pict11

ここで気が付いたこと、
ウインチのワイヤーが垂れ下がっていますが、これ、重力で真下に下がってるはずと考えると、これが垂直になる腰の角度が、設計担当者さんが想定した腰の水平中立位置。
Pict12
素立ちで撮影したり飾る時の参考に。

 
 

最後に記念に23年前の当時品と撮影。
P1
右から、当時の1/60、それの改造、今回の1/48
(真ん中のシゲさんはハセガワの「1/72 パイロット & グランドクル― セット」の改造)
1991年に完成させた、真ん中の私のバンダイ1/60の改造品、今回、久しぶりに出してみたら、経年劣化で、あちこちかなり傷んでいました。
20年以上経ちましたから。
Pict007
色がすっかり黄ばんでしまいました。ブリスターから切り出したクリアの頭部カメラのバイザーは、透明だったのがクリアグリーンに 変色していました。そして関節のプラが割れて崩壊。あとコックピット中央のモニターブロックの紛失。
Pict012
旧キットのジェガンから流用して作った可動指は人差し指の関節が壊れてしまったので、どうやって補修しようか色々考えています。

この1991年に完成させたイングラム、当時ホビージャパンの編集部に持ち込みをしたら、読者のページで紹介してもらえました。
Hj9111

以下のページにこれの詳細を載せてありますので、興味がある方はどうぞご覧ください。
 ↓
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/2094/mokei/98av_m/98av_mov.htm
昔の古いデジカメで撮影したので画像がちっさいですが。
画像はいつか撮り直したいですね。

追記:2014/10/14

パトレイバーの旧1/60のキットが再販されたので入手しました。
Pict13
上にも書きましたが1/60のキットはオーバースケール気味で、肩パーツも1/48とほぼ同じ大きさだったりします。

そこでイングラムとヘルダイバーを1/48にしてみようかと。
Pict14
試しにポリキャップを代えたりテープで貼り付けたり。
行けそうです。

追記:2016/05/20
バンダイの「ROBOT魂」で、パトレイバーの商品化が始動したそうです。
記念?と言う訳ではないのですが、いい機会な気がしたので、25年前の自作のイングラムの写真を、改めて何枚か撮ってみました。
まだ修理途中で、あちこちボロっちいですが。

↓画像クリックで拡大します。

Pict0010

第1報の画像で片ひざ立ちをしていたのでそれっぽく。

Pict0029

これは、いーっちばん最初のOVAが発表された頃の、ゆうきまさみ先生のイラストっぽく。

Pict0005

追加で新規に発表されたROBOT魂の画像の3枚の、そのいちっぽいポーズで。

Pict0013

Pict0014

Pict0024

角度を変えて。

Pict0008

素立ち。横の単三エネループは大きさ比較用です。

Pict0011

Pict0030

指揮車は1/60のプラモデルのオマケ。

さてさて、それではちょっと、うちの98式AVの特徴を。
・右脚のリボルバーカノンホルダーが開きます動きます。
・右腕が伸びます。
・コックピットハッチが開きます。
(中央の情報モニターブロックを作ってあったのですが、脱落して無くなってしまいました)

Pict0037

・コックピットの天井が開閉します、シートを上げてパイロット(野明)を首から覗かせることが出来ます。

Pict0042

Pict0072

Pict0093

コックピットはこんな感じになってました。真ん中のモニターが無くなっちゃったんですよね。
 ↓
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/2094/mokei/98av_m/cp/98av_cp.htm

 

あとは頭部のカメラやらセンサーやら肩の赤色回転灯やら色々作り込んであります。

Pict0020

Pict0014

Pict0021

コックピット周りは実質1/72なので、ちっさいです。
野明は、ハセガワの「1/72 パイロット & グランドクル― セット」のパイロットからの改造。

よーこんだけつくったもんです、じぶんでも不思議。当時のエネルギーすごかったんね。

 

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